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TEST_コドモノプラスラボ8
- 2022.10.20
- コドモノプラス ラボCSR企画
TEST_コドモノプラスラボ8
16日の天皇杯で初優勝した甲府が敵地で町田を2―1で下した。鹿島などで活躍したアルシンド氏の長男で、今夏に移籍後リーグ戦初先発したFWイゴールがJリーグ初ゴールを決めた。
【写真】アルシンド レベチの“ヤンチャ伝説”
甲府は前半42分、GK河田のロングボールをFWウィリアンリラが前線で収め、イゴールがダイレクトで右足を強振。相手GKの手をはじき飛ばし、今夏に加入後初ゴールを決めた。鹿島で93~94年の2季で50得点した父・アルシンド氏との親子ゴールを決め、腕時計を見るようなパフォーマンスで喜んだ。
後半39分にセットプレーから失点したが、後半50分にウィリアンリラが決勝点を決めた。天皇杯決勝・広島戦から中2日で、河田以外のフィールド全10人を変更した一戦。日本一の勢いそのままに、土壇場で勝ち越した。リーグ戦の連敗を7で止め、約2か月半ぶり白星。今季限りでの退任が18日に発表されたばかりの吉田達磨監督に勝利をささげた。
吉田監督は「この前、日本一になったばかりだけど、天皇杯で勝ったのは全員の力だし、全員で示せてうれしく思う。勝ちで終われてよかった」と涙ぐみながら話した。
◆イゴール 1993年1月8日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。29歳。2011年に実父・アルシンドが在籍した鹿島と契約も、出場2試合のみで12年1月に契約満了に。同年にブラジル1部フラメンゴに加入し17年まで在籍。香港リーグや中国リーグを経て、22年8月に甲府加入。176センチ、70キロ。右利き。
